珪藻土とは

珪藻土は古くから七輪・濾過助剤・吸着剤等に使用されている耐火断熱性・吸着性に優れた特殊な土です。

珪藻

褐色植物門珪藻網の藻類の総称。
細胞膜に特殊な構造の珪酸質の殻を生じる単細胞の藻類。
植物性プランクトンの主要構成種。

珪藻土

珪藻の遺骸から成る堆積物で粘土・火山灰・有機物などが混じっているのが普通である。

性状 組織

純粋な物は白、一般には黄灰色で、乾いた物は水に浮く。
殻の大きさは25マイクロメートル程度で沢山の穴があり、これが珪藻土の特色ある特性の原因をなす。

珠洲の珪藻土

珠洲市全域に埋蔵する。
成形性があり古くから七輪等、断熱材として使用されてきた。
珠洲の珪藻土がはじめに歴史文献に登場するのは江戸時代で、あげ浜塩田のかまどとして焼成せずに使われたとされる。